思い立ったからタイランド。22-B話目


 


注意!

このブログは30話完結型ブログの22-A話目である。以下の話を読んでない方は先にこちらからどうぞ。

 

 

えなねこはウォーキングストリートというバービア密集エリアで口リではなく偶然にも顔面偏差値の高い新人のタイっ子を発見する。

タイっ子はモジモジして先輩方の仕事っぷりを見て学んでいる感じであった。そんな気の弱そうなタイっ子は変態紳士であるえなねこの餌食となるのであった。

「チミ!そこのチミ!名前は?」

「はい。私は****です。」

「チミ。ドリンク飲んでいいよ。」

「ありがとうございます!」

このバービアのママはやはりこの子はよく客がつくなと大満足の様子であった。ママがカウンターの外にいって隣に座っておやりっ!と新人のタイっ子に接客の作法を教えていた。

 

 

ドリンクを注文したら隣に来るという動きすら解らないほどホヤホヤの新人なのである。新人のタイっ子はオレンジジュースを持ってえなねこの隣の席に座る。

「チョークゲーオ!」

「うむ。」

※チョークゲーオ 乾杯

タイっ子女子と乾杯し、新人のタイっはごくりとオレンジジュースを飲んだ。

 

 

ニヤリ。

ご馳走したドリンクを一口でも飲んだら、お触りが解放されるというタイならではの暗黙のルールが発動する。

変態紳士を名乗る限りはチップを与える予定、もしくはドリンクをご馳走してあげるまではボディタッチなどの変態行為を控えるべきである。といった紳士的対応が必要とされる。

 

 

しかし、そんな厳重で厳しい掟は我々だけはなくタイっ子側にも発動する。新人だろうが、掟は避けては通れない厳しいジャングルの掟なのです。

ドリンクをご馳走になった以上は暗黙の変態タイムはスタートする。これがジャングルで生きるという事なのである。

「チミ。肌白いね。手みせて。」

ここで手をさわさわし二の腕の部分まで揉むように触る。

 

 

「チミ。彼氏はいるの?」

「いないです。」

「チミ。一人万歩いじりはするの?」

「しないです。」

緊張してるのか笑顔は硬いが必死にお客さんと話をしようという熱意は伝わる。大抵飲み屋のタイっ子は暴れん坊のゴリラのような性格が多いが、この子は日本人みたいに謙虚な性格をしている。

 

 

「チミ。下着の色は何色履いてるの?」

「わからないです。」

「答えたまえ!」

「あっ。はい。水色です。」

気の弱い新人タイっ子に変態な質問攻めをする。この爽快感がたまらなくなっていた。

 

 

「チミ。写真撮ろうよ。」

「あっ。・・・。」

「ハイ!123(ヌンソンサーム!)」

※123 ヌンソンサーム หนึ่งสองสาม
写真を撮る時の掛け声。日本のハイッ!チーズ!と一緒。

強引に写真撮影を進め新人タイっ子の激写に見事成功。しかしライトの影響かいまいち美しく映っていないのが残念であった。

 

その写真がこちら。

 

 

というのは冗談。

 

 

ノリよくポーズをとっているが、これが彼女の限界の営業スマイルである。

肌の白さがいまいち伝わらないのが残念。スレンダーで肌は白く大人しい性格。そして弱々しい!

 

 

この新人タイっ子は今日を含めて勤務2日目。そんな中で変態紳士えなねこの相手をするとは不運である。セクハラ質問は続く。

「チミ。ピン子は好きかい?」

「最近元気ないんだ。さわってごらん」

そう言って新人タイっ子の手をとりピン子に触れさせる。困った様子の新人っ子の様子を見て快感指数は上昇する一方であった。

 

 

「チミ。一回前にマクロスしたのはいつ?」

「1週間前かな。」

「なんだと!」

予想外の答えに動揺する口リコン。

「えっ?えっ?誰と?」

「アラブ。」

「・・・。」

なんと1週間前にアラブ人とマクロスしたと言い出したのだ。バービアで働いてるのは昨日からで業務に慣れてない様子で超素人なのにどこでアラブ人と接点がありマクロスに至ったのか。謎は深い。

動揺はしたが、この子はペイバーすればマクロス可能なんだということは確定した。なぜバービアで働きそうにない感じの子が働いているのだろうか。相当、訳ありでお金に困っていると予想できる。

 

 

アラブのピン子の次は日本のピン子をネジ入れてやろうではないか。君たちタイ人はMADE IN JAPANが好きだろ?と心の中に言い放つ。

この新人タイっ子をペイバーだっ!そしてピン子汁をぶっかけてピン子エキスまみれにしてやろうと決意。ピン子もピキーッ!と叫びやる気満々であった。

 

えなねこはペイバーの前に必ず問う最終質問がある。それは「子供はいるか?」という質問である。

産後の女性は気持ち悪くて絶対無理という口リコンならではの許せない線引きがあるのだ。

 

新人のタイっ子は質問するまでもなく「子持ちでない」という事はわかっていた。なぜなら肌の質感や体型、そして何よりこの性格で万歩カルピスドッピュン子マクロスなんてゲスいことをするはずがない。

 

 

ペイバー最終面接である質問を念のため問いかける。

「チミ。子供はいないでしょ?hahaha!」

「いる。」

「はっ?」

なんとこのタイっ子は生後間もないベイビーがいるというのだ。つまり子持ちだ。結婚はしていないという。

子供ができたがタイ人彼氏にバックれられてシングルマザーとして生きて行くことを誓いこのバービアで働く決意をしたのだという。

 

ペイバーしようと意気込んでいたのにこんなオチが待っていたとは。先ほどまでやる気を見せていたピン子だが、今では後ろを向いてショボくれている。

同様を隠しきれないえなねこは席を立ちトイレへ向かった。作戦を練り直そう。トイレの出入り口にはトイレゴリラがいて、3Bバーツ徴収される仕組みになっている。人件費の方が高くない?という疑問を抱えつつ用を済ませた。

 

席に戻りペイバーはいかなるものかと再検討をしたが、やはり子持ちとなるときつい。不潔感あるんだよな。

 

 

ペイバー計画は白紙だっ!と一喝し怒りのチェックビン。他のバービアも覗いたがペイバーに値するタイっ子はいなかった。

ドリンキングストリートはここで撤収。まだホテルに帰るのも時間は早い。他の変態スポット候補を回ってみるかな。

 

 

つづきっ!
思い立ったからタイランド パタヤver. 23-A話

 

パタヤのホテル選びを100倍上手にする方法。

 

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ピン子に溜まった毒素を吐き出しスッキリ爽快快適ライフを送りたい人は気になるところまで読めば良い。結局自分のニーズの年齢、若さがなければ満足はできない。

読めば良い。

 

 

 

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